XJ-V1
カシオ計算機は、ビジネスや教育の場で実用になる明るいプロジェクターを必要とする全ての人が、“水銀ゼロ”のメリットを手軽に実感できる事を目指して、次世代のプロジェクターを開発。新規導入はもちろん、水銀ランプを用いたプロジェクターを使用中のユーザーも、最小限の導入コストで“水銀ゼロ”化を実現できる『XJ-V1』を、5月下旬より発売します。
当社は、水銀ランプを用いずに高輝度投映を実現する“レーザー&LEDハイブリッド光源”をいち早く開発し、2010年に同光源を搭載したプロジェクターを発売。以来、当社は先駆者としてレーザーハイブリッド光源の市場でトップシェアを守り続け、現在約87.4%のシェア※1を獲得。プロジェクターの“水銀ゼロ”化を推進するリーディングカンパニーとして、市場で注目を集めております。
※1 2014年1月~12月。Futuresource 調べ。
『XJ-V1』は、水銀不使用の世界的な潮流の下、プロジェクターの“水銀ゼロ”化を一気に加速させることを目的に開発した、戦略モデルです。新設計の光源と投映レンズを採用するなどの取り組みにより導入コストの抑制と高輝度投映を両立することに成功。ビジネスや教育など幅広く活用できます。
- 水銀ゼロと導入コスト抑制を同時に実現
- “レーザー&LEDハイブリッド光源”搭載の高輝度プロジェクターはこれまで、高度なテクノロジーを採用しているが故に、市場ではプレミアムな存在として位置付けられてきました。今回、光源や投映レンズを新設計するなどの取り組みにより、導入コストの大幅な抑制に成功。プレミアムな存在だった“水銀ゼロ”のプロジェクターを、一気に身近な存在にします。
- レーザー&LEDハイブリッド光源ならではの優れた経済性
- ランプ交換不要で光源寿命2万時間、消費電力も約半分※2、など優れた特長により、水銀ランプを搭載したプロジェクターを上回る※3運用コスト(Total Cost of Ownership)※4を実現。電源ONから最短5秒で最大輝度の投映ができ、水銀ランプに不可欠な明るくなるまでの待ち時間が不要です。電源OFFもボタンを一度押すだけで速やかに完了。再度電源ONの際も、クールダウン不要ですぐ使えます。
※2 水銀ランプを搭載した輝度2600~2800ルーメンのプロジェクターとの、消費電力比較(当社試算による)。
※3 水銀ランプを搭載した輝度2600~2800ルーメンのプロジェクターとの、5年間のTCO比較(当社試算による)。
※4 導入コスト+ランプ交換代+フィルター交換代+電気代(当社試算による)。
- 安心の防塵設計
- 本体内部を3ブロック構造とし、光学エンジン部への埃の侵入を抑制することで防塵性能の向上を図りました。埃による投映輝度の劣化を軽減し、長期的な安定稼働を実現します。
『XJ-V1』は、カシオ計算機グループの日本における製造拠点である山形カシオで生産を行います。同社が培ってきた高度な生産技術を駆使することで、高い信頼性を実現しています。
当社は、水銀ランプ搭載プロジェクターに迫る導入コスト※5を実現した『XJ-V1』により“水銀ゼロ”をプロジェクターの常識とするべく、積極的な取り組みを進めてまいります。
また、“水銀ゼロ”と電力消費の抑制によるCO2削減を実現する本製品の普及を図ることで、環境負荷の軽減にも貢献をしてまいります。
※5 高圧水銀ランプを搭載した輝度2600~2800ルーメンのプロジェクターとの、導入コスト 比較(当社試算による)。
製品名 |
メーカー希望小売価格 |
発売時期 |
年間生産台数 |
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XJ-V1 |
オープン |
5月下旬 |
100,000台 |
《 XJ-V1の主な仕様 》
明るさ(ブライトモード時)※1 |
2700ルーメン |
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コントラスト比(全白/全黒) |
20000:1 |
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光源 |
レーザー&LED ハイブリッド |
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寿命 |
20,000時間※2 |
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縦台形補正 |
±30°(手動) |
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投映レンズ |
バリフォーカルレンズ方式 / 手動光学1.1倍ズーム、手動フォーカス、F 2.4~2.54 / f 17.16~18.98 |
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投映画面サイズ |
30~300型 |
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投映距離※3 |
60型投映時 |
1.79m~1.99m |
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100型投映時 |
3.07m~3.41m |
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最短投映距離 |
0.83m(30型投映時) |
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投映方式 |
1chip DLP®方式 |
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表示素子 |
素子サイズ |
XGA 0.55型(アスペクト比4:3) |
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画総数 |
786,432画素(1024×768) |
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色再現性 |
フルカラー(約10億7千万色) |
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走査周波数 |
水平 |
15~91 kHz |
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垂直 |
50~85 Hz |
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RGB入力 |
入力端子 |
COMPUTER端子: RGB 15ピン ミニD-Sub×1 |
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表示解像度 |
リアル表示 |
1024×768(XGA) |
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圧縮表示 |
最大:1600×1200(UXGA) |
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コンポーネント入力 |
入力端子 |
COMPUTER端子兼用(YCbCr / YPbPr) |
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表示解像度 |
圧縮表示:1920×1080(HDTV 1080P) / D5相当 |
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デジタル入力 |
入力端子 |
HDMI端子:HDMI TypeA×1、HDCP対応、音声信号対応 |
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表示解像度 |
圧縮表示:最大1920×1080(HDTV 1080P) |
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音声入力 |
3.5mmステレオミニジャック×1 |
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音声出力 |
3.5mmステレオミニジャック×1(音声可変出力) |
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制御端子 |
RS-232C(D-Sub 9ピン)×1 |
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エコモード |
対応 |
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ダイレクトパワーオン |
対応 |
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セキュリティ |
Kensington対応、パワーオンパスワード |
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その他の機能 |
デジタルズーム(2倍)、リア投映、フリーズ、カラーモード、ブランク、天吊り(別売品YM-71が必要) |
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電源 |
AC100V 50 / 60Hz |
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消費電力 |
エコモード レベル1 |
120W |
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エコモード レベル5 |
70W |
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エコオフモード ブライト |
150W |
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エコオフモード ノーマル |
135W |
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待機電力 |
0.12W |
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外形寸法 |
突起部を含む |
幅 約269.5mm×奥行約269.5mm×厚さ約88.5mm |
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質量 |
約2.8kg |
※1 出荷時における本製品の全体の平均的な値を示しており、JIS X 6911: 2003データプロジェクターの仕様書様式に則って記載しています。
※2 保証値ではありません。
※3 本体ケース前面からスクリーンまでの距離です。
DLPは米国テキサス・インスツルメンツ社の登録商標です。
HDMIはHDMI Licensing LLCの商標または登録商標です。
その他の会社名・商品名は、各社の登録商標または商標です。
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