カシオ計算機は、ASEAN地域での事業拡大を図るため、マレーシア・クアラルンプールに現地法人「カシオマレーシア（Casio Malaysia, Sdn. Bhd.）」を設立し、本日より営業・マーケティング活動を開始しますので、ご案内いたします。

当社は、1970年代にASEAN地域へ電卓の輸出を開始し、以来、長年にわたり販売代理店と協力しながら同地域で営業活動を行ってきました。特に、2000年代に入ってからは、約5億人の人口を抱えるまでに成長したASEAN地域を重点市場と位置付け、2001年にシンガポールの現地法人「カシオシンガポール」が営業活動を開始、2011年にはインドネシアにジャカルタ事務所を設けるなど、同地域での事業を拡大するべく自社営業拠点の整備・強化を進めてきました。

新会社の「カシオマレーシア」は、自社営業拠点の整備・強化という方針の下、マレーシア市場に密着したマーケティング活動を行い、同国のユーザーニーズに応えた商品の販売政策を迅速に展開するために設立したものです。従来から深い協力関係にある販売代理店とともに、今まで以上に積極的な販売促進活動を実施してまいります。

また今回、｢カシオシンガポール｣の傘下に、「カシオマレーシア」とジャカルタ事務所を置き、３カ国の営業活動の強力な推進と拠点運営の効率化を図ります。
さらに、順次「カシオシンガポール」の管轄地域をASEAN地域全域に拡大し、2015年度にはASEAN地域全体で売上規模300億円を目指します。

「カシオマレーシア」の概要